現役インストラクターによる、ダンス初心者からのアイソレーション

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アイソレーションを頑張りたい人

アイソレーションはどうやって練習するの?
上手くいかない、動かない部位があるんだけれど。
難しい練習メニューを教えて!

こういった疑問に答えます。

 

本記事の内容

1. ダンス初心者向け、アイソレーションの練習手順
2. 動かない場合の対処法
3. 誰も教えてくれない、プロになるための練習メニュー

 

この記事を書いている私は現役でダンスインストラクターをやっています。
これまではavexとNOAダンスアカデミーで7年以上ダンスを学んできました。

 

1. ダンス初心者向け、アイソレーションの練習手順

アイソレーションを練習しようと思っても、何をすべきか迷っていませんか?
最初のうちは次の5ステップを暗記するまでやりましょう。

誇張とかではないです、文字通り暗記するまでやりましょう。

 

ステップ①:好きな音楽を選んで流す

K-POPから演歌まで、リズムさえ一定であればどんな曲でもいいです。

出来ればリピートを設定したり、速度を変えられる機械、アプリを使うとスムーズです。
個人的にはパソコンでVLCメディアプレイヤーを使うのがオススメ。

オープンソースのベストなプレイヤー VLCメディアプレイヤーのオフィシャルダウンロードです。 - VideoLAN
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ステップ②:鏡の前に移動する

アイソレーションは動かす、鏡で見る、修正する、の繰り返しです。
姿見の前やお風呂場などで練習するのがよいでしょう。

Amazonで1万円しないものも多いので、この機会に購入するのもオススメです。
レッスン料よりは高くつきますが、鏡なしで練習するよりも圧倒的に上手くなれます。

 

ステップ③:首の前後、左右のアイソレーションをする

参考:「avex dance master スポとも」さま

音楽に合わせて、1曲ずっと首を動かし続けてください。
前後をしばらく、続いて左右に動かし続けます。

上手く動かなくてもいいし、変な方向に動いてしまってもいいです。
とにかくまずは量をこなし、少しずつ直していきましょう。

 

ステップ④:胸の前後、左右のアイソレーションをする

参考:「avex dance master スポとも」さま

首と同じく音楽に合わせて、1曲の間に胸を動かし続けてください。
前後をしばらく、続いて左右なのも同じです。

胸の左右も色々種類がありますが、テキトーで!
好きな曲で楽しく沢山動かしましょう!

 

ステップ⑤:腰の前後、左右のアイソレーションをする

参考:「avex dance master スポとも」さま

やはり1曲腰を動かし続けてください。
前後からの左右も同様、初めのうちはとにかく質より量です。

 

2. 動かない場合の対処法

①まずは量

首、胸、腰の3ヶ所が動くか動かないのレベルであれば、まずは沢山やりましょう。
動かさずに上手くなることはないと思ってください。

私がダンスを始めたての頃は、お風呂の鏡で数時間アイソレーションをやり続けました。
動かない場所が動くようになるまでぶっ続けで頑張った記憶があります。

 

②習う

量をこなして慣れてきたら、身もフタもありませんが習いましょう。
大幅な時間の節約にもなることもメリットです。

 

先ほど書いた通り、私は1人でアイソレーションをやりこんできました。
当時は自分なりに上手いとも思っていました。

ところがavexに通い始めると、授業の度に弱点を指摘されます。
当時の動画を今見返してみると、確かに大して上手くない。

 

もちろん趣味の範囲であれば十分だとは思います。
一方で上手くなったり、レッスンを通して仲間が増えたりするともっと楽しくなるのも事実です。

くり返しになりますが、基本的なアイソレーションを覚えた後は習いましょう。
1人でアイソレーションを綺麗に仕上げるのは難しいです。
(ぶっちゃけプロでも多かれ少なかれクセがあります。)

 

ちなみに私のレッスンでは必ず首、胸、腰のアイソレーションをやっています。
初回500円なので、アイソレーションだけ1度習う、みたいなご利用もアリです。

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3. 誰も教えてくれない、プロになるための練習メニュー

私がこれまで習ってきたアイソレーションメニューの中で、本質的なものを紹介します。
YouTubeでもなかなか見ない内容ばかりなので要チェックです。

 

①速度を上げる

基本が出揃ったらテンポの速い曲を使いましょう。
あとは2連続、4連続で動かす、などの速度の切り替えも有効です。

実力より速い曲を使うと、ゆっくりの時に直したハズのクセがまた出てきたりします。
それらを直す、速度を上げる、この繰り返しだと思ってください。

 

②8方向のロール

ロールを前、右、後、左の4方向で練習していませんか?
その前に、右前、左前、右後、左後を含めた計8方向を練習してみてください。

この8方向を8カウントで動かせるようになればロールの完成度は上がります。

 

方向を細かく分けるほどクオリティは上がるかと思います。
が、人体の構造上8方向を意識して動かせれば十分です。

 

③アップダウンとの組み合わせ

見落としがちなのが、アイソレーションとアップダウンの組み合わせです。

ダウンを入れながら首の前後左右、アップを入れながら首の前後左右。
胸、腰に関しても同様の練習を行います。

 

こういった2つの組み合わせが出来るようになることで、ステップや振付に繋がります。

そんなのは振付を練習していれば自然と身につく、などと思うかもしれません。
確かにそうですが、単純な組み合わせの練習を加えることで上達の速さが上がります。

 

くり返しになりますが、アップダウンとアイソレーションの組み合わせは重要です。
手の位置など、細かすぎる部分は気にしなくてよいので、とにかくやってみましょう。

こちらも私のレッスンで教えているので、興味のある方はお越しください。

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