ローリングツールの存在に気付いた人
ローリングツールって何?
意味は分かったけれど、いつ使えばいいんだろう。
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
2. ローリングツールの使いどころ
この記事を書いている私は中学生の頃から動画編集を始めました。
新卒でテレビ局に就職、商用の動画を制作、動画編集で起業をしています。
※実行環境
Premiere Pro
Windows 10
1. Premiereのローリングツールを一瞬で理解しよう
Nで切り替えて、編集ポイントを左右にドラッグして使います。
右にドラッグすると左のクリップが伸び、右のクリップが縮みます。
左にドラッグすると左のクリップが縮み、右のクリップが伸びます。
同じことを選択ツールでやろうとすると操作が1回増えます。
①右にドラッグした場合
右のクリップを縮める
左のクリップを伸ばす
②左にドラッグした場合
左のクリップを縮める
右のクリップを伸ばす
このように、1回で済む操作を2回行う必要が出てきます。
元に戻す時はVを押しましょう。
2. ローリングツールの使いどころ
もの凄く正直なところ、カットに慣れてきたらほとんど使いどころがないと思います。
2つのカットを同時に調整するのは普通に分かりづらいからです。
例えば人物が目をつぶってしまっている、などの理由で前のカットを0.1秒伸ばしたいとします。
ローリングツールを使って0.1秒伸ばすと、次のカットが0.1秒縮むことになります。
ところで、調節したいカットのちょうど次のカットがピッタリ0.1秒不要だ!
という瞬間が実際にあるでしょうか?
もちろんある、という方もいらっしゃるとは思います。
ただ別に次のカットでなくても、他のカットを数フレームずつ削除する選択もあるかと思います。
CMのような時間が固定された映像でも、どのクリップをカットしてジャストに仕上げるかの選択肢は多くていいと思います。
なので基本的なカットが出来るようになれば、ローリングツールは不要だと思います。
ここでいう基本的なカットに関しては下記の記事を参考にしてください。
それでもあえて使うとするならば、
●テロップなど、静止画の切り替え数フレームの調整
あたりは有効かなと思います。
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