Premiereでカットを覚えたい人
premiereでカットといっても、何を使えばいいか分からない…。
カットを間違えた時に戻せないんだけれどどうしよう?
カットの他には何をすれば動画編集スキルが身に付くの?
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
2. 間違えた時のリカバリー方法
3. 動画編集のスキルアップでやるべきこと
この記事を書いている私は中学生の頃から動画編集を始めました。
新卒でテレビ局に就職、商用の動画を制作、起業をして動画制作事業をしています。
※実行環境
Premiere Pro 2023
Windows 10
1. Premiereでのカットを完全解説
① 再生開始
素材となる動画の最初から、スペースかLで再生を開始しましょう。
内容を確認しながら、動画に必要のない部分を探します。
今後の作業効率を上げるためにも、今のうちからキーボード操作に慣れるのがオススメです。
設定は全てデフォルトで解説しますのでご安心ください。
再生せずにカットを自動化することも出来なくはないです。
が、基本的にはそんな魔法は無いと思ってよいです。
② 早送りや巻き戻し、一時停止
問題のないシーンが続く場合はLで早送りが出来ます。
何回も押すと加速し、速くし過ぎた場合はJで減速します。
逆にJを押すと巻き戻しが始まります。
何回も押すと加速、速くし過ぎた場合はLで減速が出来ます。
一時停止にはKやスペースを押しましょう。
③ フレームの調整
表情の変化など、カットのタイミングを細かく調整する場合はまず拡大をしましょう。
:(コロン)で拡大、-(ハイフン)で縮小です。
あとは1フレーム単位の細かい部分を調整しましょう。
操作は下記の通りです。
→ | 1フレーム右 |
← | 1フレーム左 |
Shift+→ | 5フレーム右 |
Shift+← | 5フレーム左 |
④ カット3パターン
いよいよ不要な部分を削除する、カットの作業です。
4パターンの操作を紹介します。
再生ヘッドから左の編集ポイントまでを削除したいとき
Qで解決します。
再生ヘッドから右の編集ポイントまでを削除したいとき
Wで解決します。
先を見ないと分からないので一旦区切っておきたいとき
Ctrl+Kで編集ポイントを追加します。
2つの編集ポイントの間を削除するとき
Dで再生ヘッドのある位置を選択できます。
Shift+Deleteで削除です。
⑤ 編集ポイントを移動
先ほど操作した通り、映像を区切る部分の事を編集ポイントと呼びます。
編集ポイントの間は、
↑ | 左の編集ポイント |
↓ | 右の編集ポイント |
のように移動が可能です。
普通の再生よりも素早く、正確に操作できるので使いこなしていきましょう。
2. 間違えた時のリカバリー方法
基本的には、間違えた直後に焦って操作をしないでください。
落ち着いてCtrl+Zを押せば大体のミスは解決します。
トラックを伸ばしなおしたり最初から読み込み直すことは避けましょう。
もの凄く時間がかかってしまう上に、クオリティが下がってしまうこともあるからです。
後で修正するスキルを身に付けるよりも、最初からミスを少なく作るスキルの方がオススメです。
それでも間違えたことに気付かず作業してしまった場合、「リップルツール」で復元が出来ます。
これさえ覚えておけば他は不要だと思います。
3. 動画編集のスキルアップでやるべきこと
・BGMや効果音を入れる
ザックリこれだけです。
なぜなら基本的には、全ての動画がこれらの応用で成り立っているからです。
例えばクオリティの高い動画のポイントは、
・画像にエフェクトやアニメーションが付いている
・BGMが映像にマッチしていたり、効果音のバリエーションが多い
など、全て基本の応用であることが分かると思います。
そうは言っても色々なテクニックを学ぶのも大事では、と思うかもしれません。
そうお思いであれば、自分の好きなYouTubeさんの動画などをよくよく見返してください。
ほとんどのテクニックが、
・画像やテロップ
・BGMや効果音
の3つに分けられることに気付くと思います。
なのでまずはカットを手が勝手に動くまで練習していきましょう。
余裕が出てきたら、画像やテロップ、BGMや効果音という基礎に挑戦するとよいと思います。
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